車買い替えの流れ完全ガイド!乗り換えから納車までの手順を解説

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車の買い替え・乗り換えを検討しているものの、「どのような流れでおこなうのか」「どんな書類が必要なのか」といった点で困っている人も多いでしょう。

そこで本記事では、車の乗り換えから納車までの流れや注意点などを解説していきます。

スムーズに車を買い替えたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事で分かること
  • 買い替えるなら車検前や納税前がおすすめ
  • 普通車と軽自動車で買い替えに必要な書類は少し異なる
  • 買い替えなら売却額が高くなりやすい「買取」に出すことがおすすめ

※相場価格は2024年12月時点での情報です。価格は変動する可能性があるため、最新情報は各サービスサイトでご確認ください。

【事前確認】車の買い替え・乗り換えのおすすめタイミング

車の買い替え・乗り換えタイミングは、出費が増える前や価値が大きく下落する前におこなうのがおすすめです。

具体的なタイミングをまとめると、以下4つが挙げられます。

おすすめのタイミング

・車検前
・自動車税が高くなる前(13年経過前)
・保証期間終了前
・リセールバリューの大きな下落前
・中古車需要が高まる直前

車検前に車を乗り換えると、車検をスルーできて出費を抑えられます。また、保証期間が終了する前なら、修理費をかけずに車を買い替えられます

ほかにも、車を高く売れるよう、リセールバリューが大きく下がる前や中古車需要が高まる直前に売却できるよう心掛けましょう。

一般的には、車検スルーと保証期間終了のタイミングが重なりやすく、かつリセールバリューも高い3~5年経過時に車を売るケースが多いです。より長く乗り続けて、節目を迎える10年経過前に廃車して車を買い替える人も少なくありません。

車の買い替え・乗り換えの流れ|納車までの全7ステップ

車の買い替え・乗り換えをおこなうときの流れをまとめると、以下のとおりです。

  1. 車が売れる状態か確認する
  2. 今の車の価値を調べる
  3. 買い替え先の車を選定する
  4. 店舗を訪れて見積もりしてもらう
  5. 必要書類を用意して手続きをおこなう
  6. 今の車を売却する
  7. 購入した車を納車する

では、各ステップについて詳しく解説していきますね。

手順1.車が売れる状態か確認する

車を買い替える際にまずやることは、「車が売れる状態か確認する」です。

たとえば以下の状態であれば、そもそも今乗っている車を売却できず、買い替えができません。

買い替えできない状況例

・自動車税を滞納している
・自動車税納税証明書が手元にない

乗り換えを検討している車の自動車税を滞納している場合は、全額納めるところから始めましょう。自動車税納税証明書をなくしたときは、近くの都道府県税事務所や自動車税事務所で再発行できます。

車を乗り換えたくても、売れる状況でなければ難しいです。そのため、まずは車を売却できる状況にあるか確認しましょう。

ローン中の車でも買い替えられる

今乗っている車のローンが返済中でも、問題なく乗り換えられます。自分名義であれば、そのまま業者に持っていけば車を売却できます。

ただ、自分名義以外の場合は名義変更が必要で、その際に完済を求められるケースが多いです。売却した車の買取金額を返済に充てたり、新しくローンを組んだりと、完済方法が様々あります。

▼以下の記事ではローン中の車の売却方法を詳しく解説しています。

自分名義、自分以外が名義の場合の売却方法のどちらも解説しているので、買い替え前に併せてチェックしてみてください。

手順2.今の車の価値を調べる

車が売れる状況であることが判明したあとは、次に今のマイカーの価値を調べてみましょう

今の車がいくらで売れるのかある程度把握しておけば、乗り換え先の車の予算を決めやすいです。事前に予算を用意している場合でも、売却金額を合わせると、より高性能な車や便利なオプションを選べます

また、車を売るときに提示された買取金額の妥当性を判断する際にも役立ちます。明らかに低価格な査定結果で売らせようとしても、車の価値を知っていれば耳を傾けずにスルーできるでしょう。

車の価値は、買取業者か一括査定サイトを使えば無料で調べられます。

買取業者で調べる

買取業者の多くは、ネットで気軽に利用できる無料査定を実施しています。車のグレードや年式、走行距離などを入力するだけで、ざっくりとした買取査定額を把握できます。

とにかく手軽に車の価値を知りたい人は、買取業者の無料ネット査定の活用がおすすめです。

実際に査定依頼をして愛車の価値を調べるなら以下の2社が、

実際に査定依頼するのにおすすめ

車高く売れるドットコム
→東証プライム上場企業が運営

カーネクスト
→電話一本で契約できる

買取実績からだいたいの金額を手間なく調べるなら以下の1社がおすすめです。

買取相場を調べるのにおすすめ

ガリバー
→累計取引台数500万台以上の買取実績を確認できる

どれも隙間時間に簡単に行えるので、ぜひお気軽にお試しください。

一括査定サイトで調べる

複数の買取業者に車を査定してほしい場合は、一括査定サイトの利用がおすすめです。

一括査定サイトは一度の情報入力で複数の業者に査定依頼を出せるサービスで、業者間の競争によって査定金額アップが見込めます。ただ、業者への電話対応が増えて、車を売るまでの手間がかかります。

より高い金額で車を売りたい場合は、一括査定サイトを活用してみましょう。

以下は特におすすめの車一括査定サービスです。色々な特徴を持った業者が加盟しているので、ぜひチェックしてみてください。

おすすめの一括査定サービス

MOTA
→最大20社の査定額を一気に比較できる

CTN車一括査定
→10年落ち・過走行車・事故車、どんな車も対応

▼以下の記事では、おすすめの車一括査定サービスを紹介しています。

一括査定のメリット・デメリットも解説しているので、お気軽にチェックしてみてください。

手順3.買い替え先の車を選定する

今の車の価値を調べてある程度の予算を立てたら、次は買い替え先の車を選定しましょう。

どの車を選べばいいかわからない場合は、以下の要素を踏まえて候補を狭めてみてください

買い替える車の選び方 ・予算がどのくらいか
・どのくらい荷物を積む予定か
・どんな目的で車を利用するシーンが多いか
・車は何人で乗るケースが多いか

特に、利用目的・最大乗車定員数・積載量を考えると、ライフスタイルに合った車種を選びやすいです。

たとえば買い物や送り迎えなどで利用するケースが多く、最大乗車定員数が4人である場合は、軽自動車が使いやすいでしょう。キャンプなどのアウトドアが好きなら、4人乗りが多くても積載量の多いミニバンやSUVなどがおすすめです。

同じ条件でも車を汚したくないのであれば、乗り換え先で軽自動車を選びつつ、アウトドアのときはレンタカーを利用する手もあります。

このように、普段の使い方を踏まえたうえで、次に乗り換える車を決めてみましょう

手順4.店舗を訪れて見積もりしてもらう

買い替え先の車種が決定したら、次は実際に店舗を訪れて見積もりしてもらいましょう

利用する店舗の選び方は、新車と中古車で異なります。

新車の場合

新車の購入を検討している場合は、ライバル車を販売しているメーカーの店舗を訪れることをおすすめします。

ライバル車の説明を受けることで、本命の車と比較でき、プロ目線から自分に合っているかどうか再度確認できるからです。場合によっては、ライバル車の方が適しているケースも考えられます。

また、新車であれば価格交渉での値引きに期待できます。メーカーや車種によって異なりますが、一般的な値引き相場である10%前後を目安に価格交渉をおこなうといいでしょう。

▼以下の記事では車買取での交渉について解説しています。

愛車を少しでも高く売るために重要な下準備や交渉材料を解説しているので、ぜひご一読ください。

中古車の場合

中古車を購入する場合は、取扱台数が多い店舗を選びましょう

新車と違って、中古車は年式や走行距離など状態が1台1台で異なります。そのため、取扱台数が少ない場合、希望条件を満たしている車種が見つからない可能性が高まります。

どうしても希望を満たす車種が見つからないときは、何かしらの条件を下げるか新車の購入を検討するなどして対策しましょう。

ちなみに、中古車は値引き交渉が新車より難しいです。交渉を全く受け入れない店舗も珍しくないので、過度な期待はせず、数万円程度の値下げを目安に試してみてくださいね。

手順5.必要書類を用意して購入手続きをおこなう

車を購入する店舗が決まれば、次に必要書類を用意して購入手続きをおこないましょう。事前に必要書類を準備しておけば、スムーズに購入手続きへ移行できます。

車の購入に必要な書類をまとめると、主に以下のとおりです。

必要書類

・自動車保管場所証明書(車庫証明)
・印鑑証明書
・委任状(および実印)
・認印
・住民票

普通自動車と軽自動車によって、購入時に必要な書類は異なります。

そのため、事前に利用する店舗に確認することがおすすめです。

また、自動車検査証と印鑑登録証明書で記載している住所が違う場合は、以下の書類も必要です。

追加の必要書類

住所を1回だけ変更した方:住民票
住所を2回以上変更した方:戸籍謄本の附票
改姓のあった方:戸籍謄本

ほかにも、店舗で譲渡証明書や委任状、自動車検査証記入申請書の作成もおこないます。

手順6.今の車を売却する

買い替え先の車種を購入したタイミングで、次に今乗っている車を売りましょう

車の売却方法には下取りや個人売買などがありますが、基本的には買取で売却することをおすすめします。乗り換えの手間はかかる反面、下取りより査定金額が高くなりやすいからです。

なお、車を売るときは車検証や印鑑証明書、住民票などを用意する必要があります。納車するまでに売却できればいいので、乗り換えまでに用意して今の車を売りましょう。

車を売るなら「車高く売れるドットコム」

今の車を売るなら、ぜひ弊社マーケットエンタープライズが運営する「車高く売れるドットコム」を検討してみてください。

車高く売れるドットコムでは様々な車種の買取実績が豊富で、相場やグレード、オプションなどを踏まえて公平に査定しています。また、人件費や手数料の削減により、車の高額買取にも自信があります。

無料の出張査定も受け付けているので、ぜひお気軽にご利用ください。


▼以下の記事では車買取におすすめの業者を、大手を中心に紹介しています。

口コミや買取実績と併せて、各社の特徴を細かく紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。

手順7.購入した車を納車する

車を無事売却できたら、あとは購入した車の納品を待つだけです。

納車された車を細かくチェックして、契約通りのものかどうか確認しましょう。状態も含めて問題がなければ、車の買い替えは完了です。

車を買い替え・乗り換えたときにすること

車を買い替えたときは、以下2つの手続きもおこないましょう。

買い替えで忘れがちな手続き自動車保険の車両入替手続き
ETCの切り替え手続き

自動車保険の車両入替手続き

車を買い替えたときは、自動車保険の車両入替手続きをおこないましょう

自動車保険の登録車両を新しい車に変更する手続きで、忘れると万が一事故を起こしてしまっても補償が受けられない可能性が出てきます。

購入する車と納車日が確定した段階で、加入している自動車保険会社に連絡すれば手続きできるので、忘れないうちに変更しておきましょう。

ETCの切り替え手続き

車を買い替えたときにしておくことで忘れがちなのが、ETCの切り替え手続きです。

ETCは、登録されている車の情報をもとに料金を決定します。そのため、買い替え先の車によっては、本来の通行料金と違った金額が請求されるかもしれません。

また、「開閉バーが開かない」「割引が適用されない」といった恐れもあり、場合によっては不正通行車両とみなされることもあります。

ETCの切り替えは、車を買い替えた店舗でおこなってくれるケースが多いです。

車の買い替え・乗り換えの注意点

車の買い替え・乗り換えをおこなうときは、以下3つに注意しましょう。

代車があるか事前に確認しておく

車を乗り換えるときは、代車があるか事前に確認しておくことが大切です。

引き渡しと納車を同時におこなって車を乗り換えるのが理想ですが、車の未所持期間があるケースも珍しくありません。

そのため、車がない期間のつなぎとして代車を使います。一般的なディーラーや買取店舗では代車サービスを提供しており、納車される間も車を使った生活を送れて便利です。

ただ、店舗によってレンタル期間や料金が異なり、場合によっては代車サービスを提供していないこともあります。後で慌てないよう、車を買い替える店舗で代車サービスがあるか確認しておきましょう

もし代車サービスがなかった場合、買取金額が下がる可能性はあるものの、車の引き渡し時期をずらすことで対応できます。そのほか、レンタカーやカーシェアを使うのも1つの手です。

買い替え先の車選びは慎重におこなう

買い替え先の車選びは、できるだけ慎重におこないましょう

ライフスタイルに合わない車を選べば、オーバースペックで性能を持て余します。生活に合った車を選定することで、日常シーンで使いやすく、予算削減にもつなげられます。

また、モデルチェンジ直前の車種を選んだ場合、型落ちが原因で価値が大きく下がるかもしれません。今後車を売ることも考えているなら、型落ちしてもリセールバリューが高いグレードを選ぶといいでしょう。

ローンの金利を比較する

少しでも車を安く買い替えられるよう、ローンの金利を比較することも大切です。

金利が高いローンを組んでしまうと、車は高額なので、数%の違いで最終的な支払い金額に何十万円もの大きな差が生まれます。

低金利のローンを狙うなら、銀行系の自動車ローンがおすすめです。審査期間がやや長くて通過条件も厳しめですが、一般的に金利が2.0~4.0%程度と低めに設定されています。

車の買い替え・乗り換えに関するよくある質問

ここでは、車の買い替え・乗り換えに関するよくある質問をまとめています。

車の買い替え・乗り換えは何年目にするのがお得?

車をお得に乗り換えられるタイミングは人によって異なりますが、一般的には7年目と言われています

7年目の車は価値が大きく下がる直前なので、買取金額もある程度期待できるでしょう。また、3回目の車検が訪れる時期で、事前に売れば費用削減にもつながります

とはいえ、常に新しいモデルに買い替えたいなら3年目、リセールバリューを踏まえて高く売りたいなら5年目がおすすめです。

▼以下の記事では車を買取に出すおすすめの時期について解説しています。

車が高価買取されやすい月や、車検前以外にも高価買取を狙いやすいタイミングを解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。

車の買い替え・乗り換えで廃車するときの手続きは?

車の乗り換えをおこなうときに廃車を検討している場合は、「永久抹消登録」か「一時抹消登録」のどちらかを手続きする必要があります

永久抹消登録は二度とその車に乗れなくなる手続きで、自動車税や自動車重量税の還付金を受け取れます。対する一時抹消登録は一時的に公道で走れない状態となるだけで、取り消しができる手続きです。

ただ、車を買い替えるなら、売った方がお得です。カーネクストであれば、原則どんな車でも0円以上で買い取ってくれるので、廃車を考えている場合は一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

車を買い替えるときは前のディーラーへ連絡が必要?

車を新しいディーラーで買い替える場合でも、前のディーラーに連絡する必要はありません

ただ、一言連絡を入れておけば印象がよくなるので、今後車を購入するときに手厚いサービスを受けられるようになる可能性があります。

「もしかしたらもう一度利用するケースがある」と思った場合は、一言連絡しておくといいでしょう。

車の買い替え・乗り換えがもったいないケースは?

車の買い替え・乗り換えがもったいないケースとしては、たとえば「低グレードへの買い替え」が挙げられます。

今乗っている車が余剰性能だと感じている場合は、低グレードへ乗り換えても問題ないでしょう。ただ、価格を重視して低いグレードを選んでしまうと利便性の悪さを感じる可能性が高く、乗り換え先としてはもったいないです。

また、税金を支払った直後や車検を通した直後に買い替えるのも、もったいないと言えますね。税金や車検料を支払う前に買い替えた方が、維持費削減につながるからです。

まとめ

今回は、車の乗り換えから納車までの流れや注意点などについて解説しました。

車の乗り換え・買い替えをおこなうときは、まず車が売れる状態にあるか確認しましょう。そのあとに価値を調べ、確定した予算で乗り換え先の車を決めるとスムーズです。

ただ、乗り換える車はなるべく慎重に選びましょう。また、車がない時期が発生するケースも考えて、買い替えた店舗で代車サービスを提供しているか確認しておくことも大切です。

本記事を参考に手順を順番にこなして、実際に車を買い替えてみてくださいね。