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車を売却するときの買取査定金額は、様々な要素からプラス加算されます。車検もその1つで、残り期間によっては買取金額が高くなる可能性があります。
本記事では、車検の残り期間による買取査定の影響力や査定基準、車検前と後のどちらで売るのがおすすめかなどを解説していきます。
車検を踏まえたうえで売却する時期を決めたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 車検の残り期間は買取額にあまり影響しない
- 車検の残り期間の対応は売却先によって異なる
- 売却するなら次の車検前がおすすめ
※相場価格は2024年12月時点での情報です。価格は変動する可能性があるため、最新情報は各サービスサイトでご確認ください。
車検の残り期間は買取査定に影響する?
結論、車検の残り期間は買取査定に影響します。ただし、買取査定に影響する車検の残り期間は「4か月」が基準で、車検残りが4か月以下だとプラス加点されない可能性があります。
というのも、JAAI(日本自動車査定協会)が提示している査定基準では、どんな車種でも4か月以上の車検残りがないと加点対象とならないからです。4か月以上から、車検残り期間に応じて車種別でそれぞれプラス評価が加算されます。
車検の残り期間で買取金額アップを目指す場合は、4か月以内に査定を依頼するといいでしょう。
大きな買取価格アップにはつながらない
車検の残り期間が4か月以上でプラス評価となるものの、大きな買取価格アップにはつながりにくいと言えます。JAAI(日本自動車査定協会)の査定基準を参考に、車検残り期間でどのくらい買取金額が高くなるのか確認してみましょう。
車種/残月数 | 4か月 | 6か月 | 12か月 | 24か月 | 36か月 |
---|---|---|---|---|---|
特 ※LS500hなど | 3 | 7 | 20 | 70 | 106 |
Ⅰ ※クラウンなど | 3 | 7 | 19 | 66 | 90 |
Ⅱ・Ⅲ ※プリウスなど | 2 | 5 | 16 | 51 | 75 |
Ⅳ ※シエンタなど | 2 | 5 | 15 | 44 | 56 |
軽 | 1 | 2 | 7 | 30 | 42 |
出典:JAAIハンドブック
たとえば1番ランクが低い軽自動車の場合、車検残り4か月で売却すると1点のプラス評価となります。「1点=1,000円」なので、買取金額に変換するとプラス査定額は1,000円のみです。
36か月フルで車検期間が残っていてもプラス加点は42点、つまり最大42,000円までしか買取価格が上がりません。
もちろん車種によって車検の残り期間に応じたプラス加点数は異なりますが、買取価格の大幅アップには期待しない方がいいでしょう。
査定評価は買取業者で異なる
JAAI(日本自動車査定協会)の査定基準だと、車検の残り期間が4か月以上あればプラス評価につながります。
ただ、JAAI(日本自動車査定協会)の査定基準はあくまでも参考要素です。提示している基準が絶対ではなく、最終的なプラス金額は買取業者の判断によって決められます。
そのため、車検の残り期間による査定評価は買取業者で異なり、場合によってはほとんど考慮せずに買取査定をおこなう可能性もあります。買取業者によって車検残りの査定評価が違うことを踏まえたうえで、査定を依頼しましょう。
▼以下の記事ではおすすめの車買取業者と車一括査定サービスを多数比較しています。
おすすめの車買取業者の記事では、大手を中心に、各社の買取実績や口コミ、特徴を比較しています。
おすすめの車一括査定サービスの記事では、最大数十社の相見積もりをまとめて取れるサービスを多数紹介しています。
買取サービスを利用する際の業者選びにお役立てください。
車を売る際におすすめの買取業者を比較し、それぞれのメリットや特徴を紹介しています。高額査定を狙うためのポイントや、業者選びで失敗しないためのアドバイスも詳しく解説。車の売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
下取りも買取査定への影響は少ない
ディーラー下取りも売却方法の1つですが、下取りでは車検の残り期間が査定額にあまり影響しないと言えます。
理由は、ディーラー下取りは新車購入をスムーズに行うためのサービスのような立ち位置のため、主に車種やグレードなどが査定ポイントになり、車検の残り期間は評価対象とならない可能性があります。
多少の買取金額アップが見込めると思いますが、車検の残り期間がどれだけあっても、高額査定にはつながりにくいでしょう。
そのため、売却額の総額でみるなら、相場が下取りよりも高い、買取サービスの利用がおすすめです。
車を売却するなら車検前と後どっちがいい?
車検の残り期間によって大きな買取価格アップにつながりにくいとはいえ、最大日数であればそれなりのプラス評価となる可能性があります。
では、車を売却するなら車検前と後のどっちがいいのでしょうか。
おすすめは「車検前」
車を売却するときは、基本的に車検前をおすすめします。なぜなら、車検残りの買取金額アップよりも、車検費用の方が高くつきやすいからです。
JAAI(日本自動車査定協会)の査定基準を参考にすると、たとえば軽自動車の場合、車検後に売却すると42,000円の買取金額アップが見込めます。しかし、軽自動車の車検費用相場は、およそ5万円~8万円程度です。
このように、車検前だと数千円のプラス評価となり得ますが、車検後はかえって費用がかかってマイナスとなります。そのため、車検後に車を売った方が損する可能性が高いです。
少しでもお得に車を売るなら、結果的に車検前に売却した方がいいでしょう。
車検切れギリギリの売却は避けよう
車を売るときは車検前の方がお得なケースが多いものの、車検切れギリギリの売却は避けた方がいいでしょう。具体的な理由をまとめると、主に以下の2つです。
安く売ってしまう可能性がある
車検切れギリギリで車の売却を避けた方がいい理由は、安く売ってしまう可能性があるからです。
多くの場合、売却時期が車検切れギリギリだと、切れる前に売ろうと焦ってしまいます。利用者側の余裕がない心情を見抜いて、買取業者が低く見積もる可能性があり、本来の価値以下で車を売却してしまうかもしれません。
適正価格で車を売れるようにするためにも、売却時期を車検切れギリギリにするのは避けた方がいいでしょう。
車検切れになる可能性がある
車検切れギリギリで車の売却を避けた方がいい理由として、車検切れになる可能性がある点も挙げられます。
売却する買取業者を検討しているうちに、車検切れギリギリだと知らぬ間に車検が切れてしまう恐れがあります。車検切れの状態で公道を走るのは違法行為なので、思わぬトラブルに発展しかねません。
また、車検切れでも車は売却できますが、公道を走れなくなるので引き渡すときにレッカー車が必要です。そのため、レッカー代や代行費用分を買取価格から引かれてしまい、売却金額が下がるケースも考えられます。
車を売却するなら車検前がおすすめですが、なるべく余裕をもった方が動きやすいです。車検が切れる2~3か月前なら、少なくとも焦ることなく買取業者に査定依頼でき、売却先を十分に検討できるでしょう。
車検残りの車を売るときの査定基準
車は4か月以上の車検残りがあるとプラス評価につながる可能性があるものの、他にも査定要素はたくさんあります。場合によっては、車検の残り期間が多くても相場より低くなるケースも十分考えられます。
では、車検残りの車を売るときの査定基準について詳しく見ていきましょう。
プラス査定となる場合
車検残りの車を売るときにプラス査定となる可能性があるのは、主に以下のとおりです。
・人気車種やグレード
・短い走行距離で年式が新しい
・純正オプションが搭載
特に「人気車種やグレード」や「短い走行距離で年式が新しい」車は、高額買取につながる傾向が強いです。どちらも中古車需要が高く、在庫として管理する期間が少ないので、仮に車検の残り期間がなくても高く買い取ってくれるでしょう。
純正オプションが搭載されていれば、さらに買取金額が高くなりやすいです。中でも、後付けできないメーカーオプションなら、相場以上の買取価格で売却できる可能性があります。
マイナス査定となる場合
逆に、以下のような車は車検の残り期間が多くてもマイナス査定となる可能性があります。
・不人気な車種やグレード
・年式が古くて多走行
不人気な車種やグレード、年式が古くて多走行の車は中古車需要が低く、買取したあとに在庫となり、管理コストがかかりやすいリスクがあります。
在庫リスクを踏まえたうえで買取査定をおこなうので、たとえ車検の残り期間が多い車でも結果的にマイナス査定となる可能性が高いです。
▼以下の記事では低年式で古い車や、走行距離10万km以上の過走行車におすすめの買取業者を紹介しています。
古い車におすすめの買取業者の記事では、古すぎて動かない車でも引き取り0円で買取してくれる業者を紹介。
過走行車におすすめの買取業者の記事では、10万km越えでも愛車を高く売るコツを解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。
本記事では、古い車の買取方法やおすすめ業者、高く売るコツなどを解説します。古くて廃車を検討している車を売りたい場合は必見です。
本記事では、走行距離20万キロ以上の過走行車を買取しているおすすめ業者を紹介します。高く売るコツも解説しているので、過走行車を売りたい人は必見です。
車検切れでも車を売却できる?
車検切れが原因で、車の買取を拒否されることは基本的にありません。車の状態に問題なければ、車検切れでも売却できます。
車検切れの車を売却できる理由
車検切れの車でも売却できる理由は、引き取っても買取業者に悪影響がほとんどないからです。
そもそも車検が切れたときは車を公道で走行できなくなるだけで、車の価値自体は下がりません。たとえ在庫として保管しているときに車検が切れても、価値を維持したまま車を売却できます。
また、車検は日本国内のルールです。買い取った車を海外に輸出すると車検そのものが無くなるので、車検切れの車でも買取できます。
車検切れの車を売却するときの注意点
車検切れの車を売却するときは、買取店舗へ直接持ち込んで査定できない点に注意しましょう。
車検が切れた状態で車を公道で走行させるのは、道路運送車両法の違反行為となります。道路運送車両法に違反した場合、違反点数が6点※1で一発免停となるほか、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金※2も課されます。
また、車検が切れているときは自賠責保険の有効期限も過ぎている可能性が高いです。自賠責保険に未加入のまま公道を走ると、追加で違反点数6点※1と1年以下の懲役または50万円以下の罰金※3が課されます。
車検が切れている車は公道を走行すると違法となるので、店舗持ち込み以外の売却方法で売りましょう。
※1
警視庁「交通違反の点数一覧表」
※2e-GOV
※3国土交通省「もしも、自賠責保険・共済に加入していないと」
車検切れの車の売却方法
車検切れの車の売却方法は、主に以下の3つが挙げられます。
・出張買取を利用する
・仮ナンバーを取得して店舗で買取する
・個人売買する
一番おすすめの売却方法が出張買取を利用する手です。
出張買取は買取業者が指定場所に赴いてくれるので、車検切れの車でも問題なく査定できます。査定金額に納得できればそのまま売買契約を結べて、後日レッカー車で車を引き取ってくれます。
出張買取を実施している買取業者は多く、査定費用は基本的に無料です。査定結果に納得できない場合は無料でキャンセルできるので、車検切れの車はもちろん、時間がない人にも出張買取はもってこいの売却方法でしょう。
車検が切れた車を売却したい場合は、まず出張買取を検討してみてくださいね。
▼以下の記事では車検切れの車におすすめの買取業者を紹介しています。
査定はもちろん、レッカー・引き取りも0円で行っている業者も紹介しているので、ぜひ併せてチェックしてみてください。
今回は車検切れの車買取について解説します。結論、車検切れの車でも買取が可能です。しかし、車検切れの車は公道を走行できないため、買取方法は限定されます。そのため、出張買取を全国展開している業者を選ぶことがおすすめです。この記事では、車検切れの車におすすめの買取業者も紹介しているので、ぜひご覧ください。
車を売却するおすすめのタイミングは?
車検の残り期間は買取査定にあまり影響がないので、車検のタイミングで車を売るのは微妙です。では、車を売却するならどのタイミングがいいのでしょうか。
基本は「すぐ売却」がおすすめ
車を売却するなら、売りたいと思ったときにすぐ手放しましょう。
ほとんどの車は、時間が経過するほど価値が落ちていく傾向にあります。そのため、売却時期が早いほど価値の低下率が少ない状況で車を売却できます。
車検を通したばかりでもったいないと感じても、車検の残り期間が少なくなるまで伸ばすと、車の価値が低くなって結果的に買取金額も下がる可能性が高いです。
一般的に現時点が1番車の価値が高いので、売却を検討するなら今すぐ売った方が高く売れるでしょう。
1~3月も狙い目
車の売却時期を狙えるなら、1~3月がおすすめです。
4月は新生活をスタートさせる人が多いことから、中古車需要が最も高まる時期と言われています。その直前の1~3月は買取業者が在庫確保を目指しているので、車を相場より高く買い取ってくれる可能性があります。
車の価値が日々落ちていることを考えると、基本的にはすぐ売却した方がいいでしょう。ただ、11~12月あたりに売却を検討しているなら、1~3月まで待って車を売るのも1つの手です。
逆に、年末は中古車需要が落ち込み、買取価格が相場より低くなる恐れがあるので、売却時期としてはおすすめしません。車を高く売りたいなら、なるべく避けた方がいいでしょう。
▼以下の記事では車を買取に出すのにおすすめの時期やタイミングを解説しています。
売却を避けるべき月や、高価買取されやすいタイミングを見極めるコツも解説しているので、ぜひご一読ください。
本記事では、中古車が高く売れる時期や避けたい時期、売却するおすすめのタイミングなどを解説します。車が一番高く売れる時期に合わせて高額買取を目指したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
車検残りの車を売るときのよくある質問
ここでは、車検残りの車を売るときのよくある質問をまとめています。
・車検前に車を売却するメリットは?
・車を車検したまま売るおすすめのタイミングは?
・車は車検を通してから売る方がお得?
・車検を通したばかりの車を買い替えるのは損?
・車検残りの車を廃車にすると還付金が戻ってくる?
車検前に車を売却するメリットは?
車検前に車を売却するメリットは、車検時にかかる時間や費用を削減できる点です。
多くの場合、車検を実施するときは業者に依頼して店舗へ直接赴く必要があったり、代車を返却したりと時間がかかります。また、車種にもよりますが、車検には8万円前後の費用が掛かります。
ただ、車検前に車を売ってしまえば、車検にかかる時間や費用が不要となります。余った時間やお金は別のことに使えるので、一石二鳥と言えるでしょう。
車を車検したまま売るおすすめのタイミングは?
車を売るおすすめのタイミングは、車検の1~2か月前です。
1~2か月前なら、支払った車検費用のロスが少ない状態で車を売却できます。また、売却先の選定も十分におこなえるほか、余裕があるので焦って狼狽売りせず適正価格で車を売りやすくなります。
ただ、ギリギリすぎると車検が切れて売却時に手間がかかります。車の売却に慣れていない人は、車検の2~3か月前に買取業者に査定してもらうといいでしょう。
車は車検を通してから売る方がお得?
車を売却するなら、車検を通さないまま売る方がお得なケースが多いです。
車検を通したあとに売却すると、買取査定でプラス評価となり、見積もり金額が高くなる傾向にあります。ただ、買取金額はそこまで上がらず、むしろ車検費用の方が高くつきやすいです。
そのため、車検前に車を売却した方がお得と言えます。車検を通す手間もなくなるので、時間的コストを踏まえても車検前の売却がおすすめです。
車検を通したばかりの車を買い替えるのは損?
車検を通したばかりの車を買い替えるのは損だと言えます。
もちろん、買い替えるときに売却した車の査定金額は上がります。ただ、高額な買取金額アップは見込みにくく、一般的に車検費用の方が高くつくケースが多いです。
そのため、車検を通したばかりの車を売却するのはもったいないでしょう。もし車検を通してしまった場合は、なるべく早く買い替えて少しでも査定金額アップを狙うのがおすすめです。
車検残りの車を廃車にすると還付金が戻ってくる?
車検が残っている車を廃車にすると、自動車税や自動車重量税、自賠責保険料などが還付金として戻ってくる場合があります。ただし、戻ってくる還付金は全額でなく、払い過ぎた税金分のみです。
たとえば自動車税の場合、7月に売却すると8月~来年の3月までの自動車税が還付されます。軽自動車であれば、一度支払った自動車税は戻ってきません。
還付金は自分でも受け取れますが、基本的に利用先の買取業者がサービスの一環として手続きを代行してくれるケースが多いです。
▼以下の記事では車の売却に関わる税金について解説しています。
還付金額や条件、注意点も解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。
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まとめ
今回は、車検の残り期間による買取査定の影響力や査定基準、車検前と後のどちらで売るのがおすすめかなどについて解説しました。
車を売るとき、車検の残り期間によってはプラス評価となるケースがあります。基本的には車検の残り期間が4か月以上で査定金額アップにつながりますが、利用する買取業者によって最終的な評価が異なるので注意しましょう。
ただ、車検の残り期間に対する買取査定への影響は少ないです。どれだけ車検残りが多くても、車検費用の方が高くつきやすいので、車検前に売り切った方がお得だと言えるでしょう。
車検の残り期間やその他タイミングも踏まえたうえで、車を売却してみてくださいね。