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車を売るときに、ガソリンをどのくらい入れておけばいいかわからず、困っている人も多いでしょう。基本的にガソリン残量は査定額に影響しないものの、場合によってはマイナス評価につながる可能性もあります。
そこで本記事では、車を売却するときの最適なガソリン残量や査定への影響などを解説していきます。
最適なガソリン残量で車を売却したい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- ガソリン残量は査定額に影響しない
- 売却時はガソリン残量が少ない方が良い
- 売却日までに残量を調整しておくことがおすすめ
※相場価格は2024年12月時点での情報です。価格は変動する可能性があるため、最新情報は各サービスサイトでご確認ください。
ガソリン残量が車の売却額に影響しない理由
車を売却するとき、ガソリン残量は買取査定にほとんど影響がないと言えます。買取査定だけでなく、ディーラー下取りでも同様です。
そのため、ガソリン満タンだからといって、査定金額が高くなるケースはないでしょう。
ガソリン残量は査定に影響がないと言える理由は、主に以下の2つです。
査定時のチェックポイントにない
車の売却時にガソリン残量が査定に影響がないと言える理由は、査定時のチェックポイントにないからです。
車の買取査定は、車種やグレード、走行距離、年式などを大まかな基準としており、そのあと搭載オプションや車の状態を総合して見積もり金額を計算していきます。
タイヤやワイパーといった消耗品も査定項目の一部で、劣化が少なければ査定金額アップにつながることがあります。ガソリン残量も車の中では同じ枠組みに入りますが、消費スピードがかなり早いので、査定項目に加わっていません。
査定時のチェックポイントにない以上、たとえガソリン満タンで車を売却しても、高く売れる可能性は低いのです。
査定時の印象アップにならない
車の売却時にガソリン残量が査定に影響がないと言える理由として、買取スタッフへの印象アップにならない点も挙げられます。
査定のチェックポイントになくても、「車を丁寧に使っている」「真剣に売りたい気持ちが伝わる」など買取スタッフに好印象を与えると、見積もり金額が高くなるケースがあります。
しかし、ガソリン残量は満タンで売却しても、印象アップにはつながりません。そのため、ガソリン残量で車の売却金額が高くなることはないと言えます。
車の売却時はガソリン満タンにした方がいい?
車を売るときは、ガソリンを無理に満タンにする必要はありません。
レンタカーや代車を返却する際は、ルールとしてガソリン満タンにする決まりが多いです。
ただ、車の売却時は「ガソリン満タンにしなければならない」というマナーはありません。ガソリン残量がなくなるギリギリでも、問題なく車を買い取ってくれます。
そもそもガソリン残量に関する車買取のマナー自体ないので、気にせず査定に出すといいでしょう。
車をガソリン満タンで売却するデメリット
車を売却するときにガソリン満タンで査定に出すと、かえって悪影響を及ぼす可能性があります。ガソリン満タンで車を売るデメリットをまとめると、主に以下の2つです。
補充したガソリン代の出費が増える
車をガソリン満タンで売却するデメリットの1つが、補充する出費や時間がかかる定には基本的に影響しないとされています。そのため、ガソリンを補充したときにかかる出費や時間がかさむだけになってしまいます。
年々ガソリン代が高くなっていることもあり、特にガソリン容量の多い車をガソリン満タンにして売るのは大きなデメリットと言えます。
査定金額が下がる可能性がある
車をガソリン満タンの状態で売却すると、査定金額が下がる可能性があります。
理由は、ガソリンは3か月から半年程度で劣化が始まるとされており、再販までに数か月以上かかる場合、買取業者はガソリンを抜く必要があるからです。
ガソリンを抜くには時間と1,000円前後~5,000円前後の費用がかかり、一度抜いたガソリンは再利用ができないため、さらにコストが発生します。
こうした理由から、ガソリン満タンの車は管理に労力と費用がかかるため、買取業者にとってマイナス要素と見なされ、査定金額が低く見積もられる可能性があります。
そのため、車を売却する際に不要な出費を抑えるなら、ガソリンの残量を選らしておくことがおすすめです。
車を売却するときの最適なガソリン残量は?
ガソリン残量は車の査定にほとんど影響がなく、満タンにすればかえってマイナス評価となる可能性があります。
では、車を売却するときの最適なガソリン残量はどのくらいなのでしょうか。
車を売るときの妥当なガソリン残量について、詳しく見ていきましょう。
ベストは「給油ランプがつく寸前」
車を売却するときのガソリン残量は、「給油ランプがつく寸前」がおすすめです。
給油ランプがつく寸前に車を査定に出せば、ガソリンを無駄なく消費したうえで売却できます。
また、給油ランプがついた場合でもすぐガス欠することはなく、一般的に点灯後から50~100km程度は動かせます。
買取業者は自店舗まで車両を運送できる、片道分だけのガソリンがあれば充分なため、業者に合わせて調整することがおすすめです。
ガス欠寸前はおすすめしない
車を売却するときの最適なガソリン残量は「給油ランプがつく寸前」ですが、ガス欠寸前はおすすめしません。
出張買取でいざ車を売ろうとしたときにガス欠寸前だった場合、途中で動かせなくなるので、レッカー車を用意する必要があります。無料で手配してくれるケースもあるものの、基本的にレッカー費用が発生して勿体ないです。
また、様々な買取業者に店舗査定してもらったうえで判断する場合、ガス欠寸前の状態で複数店舗を回るのは不安感が残ります。万が一売却を中止したときに車がガス欠となれば、その後の対応が厄介です。
「買取金額に納得できなかった」「乗り換え先の車でいい候補がなかった」といったことで、車の売却を見送るケースは珍しくありません。
そのため、走行できる距離が不安定なガス欠寸前で車を売るのは避けた方がいいでしょう。
ガソリンを抜くのは控えよう
車を売却するときのガソリン残量は「給油ランプがつく寸前」がベストだからといって、無理にガソリンを抜くのは控えましょう。
理由は、ガソリン残量が多い状態でも、車の買取査定金額に与える悪影響は極めて少ないからです。たくさん残っていても見積もり金額はほとんど下がりません。
また、車のガソリンを抜いてもらうには、1,000円前後~5,000円前後かかります。しかも、ガソリンを抜くには自動車専門店への依頼が必要で、ガソリンスタンドだと基本的に対応していない店舗が多いです。
ガソリン残量を最適量にしようとガソリンを抜いても買取金額アップにはほとんど影響せず、かえって不要なコストがかかることがあります。
そのため、車を売却するときにガソリンを抜かず、そのまま査定に出しましょう。
▼以下の記事では、愛車の売却先を決めかねている方におすすめの車買取業者や一括査定サービスを紹介しています。
おすすめの車買取業者についての記事では、全国対応の買取業者の口コミや買取実績を比較しています。
おすすめの車一括査定についての記事では、JPUC加盟や買取実績豊富な業者が多数加盟している一括査定サービスを紹介しています。
ぜひ併せてご覧ください。
車を売る際におすすめの買取業者を比較し、それぞれのメリットや特徴を紹介しています。高額査定を狙うためのポイントや、業者選びで失敗しないためのアドバイスも詳しく解説。車の売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
車を売却するときのガソリン残量を上手に調整する方法
車を売却するときのガソリン残量は「給油ランプがつく寸前」が最適だと分かったものの、調整するのはガソリン満タンより難しいでしょう。
ここでは、車を売却するときのガソリン残量をうまく調整する方法を紹介します。
車の実燃費を把握する
ガソリン残量をうまく調整して車を売却するときは、車の実燃費を把握しておくことが重要です。
実燃費は実際に公道を走ったときのガソリン消費量のことで、普段から車の実燃費を把握しておけば、ガソリン残量をコントロールしやすくなります。
たとえばガソリンメーターが半分くらいの位置で200km程度走行すると給油ランプが点灯すると把握できた場合、1日の平均移動距離が20kmなら給油ランプは10日後に点灯すると予測できますね。
あくまでガソリン残量をうまく調整するのが目的なので、「1Lで何km動く」というように車の実燃費を具体的に把握する必要はありません。「この位置なら給油ランプ点灯まで何km程度走れる」といった大体の目安を知るくらいで問題ないです。
どこを基準に車の実燃費を把握するかは、利用シーンによって異なります。普段の日常生活を踏まえたうえで、車の実燃費を確認してみてくださいね。
実燃費を踏まえてこまめに給油する
車の実燃費をある程度把握できれば、あとは実燃費を踏まえてこまめに給油しましょう。
売却時期から逆算して給油すると、ガソリン残量をうまく調整でき、給油ランプが点灯する直前のベストタイミングで売れやすくなります。たとえ給油ランプが点灯する直前ぴったりでなくとも、無駄なガソリン補充の軽減につながります。
実燃費を踏まえて給油するときに重要なのが、こまめに補充することです。ガソリン満タンで給油すると、どれだけ実燃費を把握しても残量を調整しにくく、売却時期に合わせることが難しくなります。
そのため、売却時期が決まったら普段から給油ランプが点灯する直前まで給油を我慢しましょう。リッター単位や1,000円単位など、管理しやすい方法でこまめな給油を心掛けましょう。
ちなみに、給油ランプが点灯していてもすぐガス欠にはならず50~100km程度までなら走行できるので、ガソリン残量を細かく調整するのはそこまで難しくないでしょう。
車の使用を控える
ガソリン残量をうまく調整する方法として、車の使用を控える手もあります。
給油ランプが点灯する直前までガソリンを使ったあとに他の交通機関を代用すれば、確実にガソリンを無駄なく消費したうえで車を売却できます。車の売却時期が近いときには、有効な手段と言えるでしょう。
また、車を使うと傷や凹みがついたり故障したりして、売却時の減額防止にもつながります。場合によっては再査定が必要となるケースもあるので、車を査定したあとはなるべく使わない方がいいでしょう。
それでも、無理して車の使用を控える必要はありません。「車を使った方が安上がり」「バスや電車だと利便性が悪くなる」といったときは、こまめに給油したうえで車を活用しましょう。
車売却に合わせてガソリン残量を節約する方法
実燃費を踏まえて車のガソリン残量を調整しようとしても、うまくいかずに節約したいときもあるはずです。
ここでは、車売却に合わせてガソリン残量を節約する方法を紹介します。具体的な節約方法をまとめると、主に以下の4つです。
タイヤの空気圧を適切にする
車売却に合わせてガソリン残量を節約する方法は、「タイヤの空気圧を適切にする」です。
タイヤの空気圧が不適切だと、燃費が悪くなってガソリンの消費が早くなります。
また、タイヤが偏摩耗を起こしたり、パンクしやすくなるなど、買取査定額にも悪影響を及ぼす可能性があります。
燃費が良くなれば実燃費も改善され、その分給油回数が減り、ガソリン代が削減につながるでしょう。
タイヤの空気圧は、自動車整備店舗やガソリンスタンドなどに行けば無料で調整してくれます。
ガソリン残量の節約に加えて査定評価を高めるためにも、一度タイヤの空気圧の調整を依頼してみてくださいね。
冷房の設定温度を高くする
車売却に合わせてガソリン残量を節約する方法として、冷房の設定温度を高くする手も挙げられます。
カーエアコンで車内を冷やす際はガソリンを消費しており、温度が低いほど消費量も増えていきます。そのため、冷房の設定温度を高くすればガソリン残量の節約につながります。
とはいえ、夏場などの暑い時期に我慢し過ぎるのは、熱中症のリスクがあるので注意しましょう。窓を開けながら走行するなど車内の温度を効率的に下げつつ、できる範囲で冷房の設定温度を高くしてガソリン残量を節約してみてください。
ちなみに、車の暖房はエンジン熱を利用しているので、基本的にガソリンを消費しません。ハイブリッド車・EV車などの車種やエアコンの使い方によっては暖房でもガソリンを消費し、燃費が悪くなります。
急発進や急ブレーキを避ける
急発進や急ブレーキを避けることも、車売却に合わせてガソリン残量を節約する方法の1つです。
車は安定した速度で走行し続けることで燃費が向上していく仕組みで、急発進や急ブレーキをすると一気にガソリンを消費してしまいます。また、急発進や急ブレーキは車が劣化する要因にもなり、買取査定にも影響するかもしれません。
ガソリンの消費を抑えられるよう、車を運転するときは「車間距離を十分に確保する」「徐々にブレーキを踏む」といったことを意識して、できるだけ急発進や急ブレーキを避けましょう。
一定速度で走行する
車売却に合わせてガソリン残量を節約するなら、一定速度で走行することも大切です。
高速道路などで速度を出し過ぎると空気抵抗が大きくなり、その分燃費も悪くなってガソリンの消費が激しくなる傾向にあります。逆に遅すぎても、燃費が悪くなる原因となります。
そのため、法定速度に合わせ、可能な時は一番燃費が良いとされている時速50〜70kmの一定速度で走行し、ガソリンの消費効率を最大化しましょう。
車売却時のガソリン残量に関するよくある質問
ここでは、車を売却するときのガソリン残量に関するよくある質問をまとめています。
車を廃車にするときはガソリンを抜く必要がある?
車を廃車にするときも、売却時と同様にガソリンを抜く必要はありません。
ガソリン残量が残っている状態でも、買取業者がガソリンの抜き取り作業をおこなうので、問題なく廃車にできます。
もちろんガソリン満タンであっても廃車できるものの、補充費用分がロスするので、お出かけやドライブなど有意義に車を使用して、ガソリン残量を減らすといいでしょう。
なお、ガソリンの抜き取り作業は無料で実施してくれる買取業者もいますが、有料のケースもあります。引火性の高い危険物なので、お金がかかるからと言って自分でガソリンを抜くのは絶対に控えましょう。
▼以下の記事では廃車買取におすすめの業者を複数紹介しています。
廃車の売却をお考えの方で、まだ売却先に迷っている方、他の業者からも見積もりを取りたい方におすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
ガソリンを抜く費用はいくら?
車のガソリンを抜くときの費用は、利用する店舗やガソリン残量によって異なるものの、おおよそ40~80円/kgと言われています。ガソリン残量にもよりますが、1,000円前後~5,000円前後かかると考えておくといいでしょう。
さらに、ガソリンの抜き取り作業費用に加えて、出張費や見積もり料金、車両費などもかかるケースが多いです。そのため、総合すると20,000円~30,000円程度が相場とされています。
車を売るならガソリンは使い切った方がいい?
車を売るときは、なるべくガソリンを使い切った方がいいと言えます。ガソリンは残っていても買取金額アップにつながらず、満タンだとかえってマイナス評価につながる可能性があるからです。
とはいえ、ガソリンを使い切った状態はもちろん、ガス欠寸前で車を売ることも現実的に考えて難しいでしょう。そのため、「給油ランプがつく寸前」を理想として、ある程度ガソリンを残した状態で車を売却するのがいいでしょう。
まとめ
今回は、車を売却するときの最適なガソリン残量や査定への影響などについて解説しました。
車を売るときは、基本的にガソリン残量を気にする必要はありません。買取査定にほとんど影響がなく、「ガソリン満タンにして売却しなければならない」といったマナーも存在しないからです。
ただ、ガソリン満タンで車を売却するのは補充代がかかったり買取金額が下がる要因となったりする恐れがあるので、避けた方がいいでしょう。「給油ランプがつく寸前」で車を売るのが最適ですが、無理に合わせなくても問題ありません。
余裕を残しつつ、ガソリン残量をうまく調整して車を売却してみてくださいね。
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