
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※
「車高く売れるドットコム」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。
車を買取するとき、提示された査定金額をそのまま承諾すると、相場よりも低い価格で売ってしまいかねません。
そのため、車を高く売るには、買取業者と交渉することが大切です。
交渉がうまくいけば、提示された買取金額から10万円程度上がるケースも多いです。
本記事では、車を高く売れる買取交渉術や成功させるコツ、やってはいけないNG行為などを解説していきます。
少しでも車を高く売りたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 買取業者は低く見積もることが一般的
- 値段交渉することで買取金額がアップする
- 交渉には買取相場を調べておくことが重要
車を売るときは交渉した方がいい?
車を売る際、買取業者とやり取りすることを面倒だと感じる人もいると思いますが、なるべく交渉することをおすすめします。
車を売るときに交渉すべき理由
車を売るときは、必ず買取業者と値段交渉しましょう。なぜなら、買取業者は基本的に査定金額を低く提示しているからです。
車の査定金額は、車のメーカーや年式、走行距離、グレードなどから判断されますが、具体的な見積もりは買取業者にゆだねられます。
そのため、買取業者は少しでも利益が出るよう、査定金額を相場より低く提示することが多いです。
そのまま商談が成立すれば利益が高くなりますし、仮に交渉されても査定金額を上げられるだけの余地を残せます。
査定金額を高くできる可能性は十分あるので、車を売るときはできる限り買取業者と交渉するようにしましょう。
車買取の値段交渉で査定金額はどれくらい高くなる?
車買取の値段交渉で上がる査定金額の幅は、利用する中古車買取店や車種のニーズ次第です。
一般的な車であれば、値段交渉すると提示された査定金額の10%程度高くなる傾向にあります。
たとえば査定金額が100万円の場合、値段交渉で10万円アップが見込めます。
場合によっては、値段交渉で査定金額が20%程度上がるケースもあります。ただ、値段交渉による増加幅が大きいときは、元の査定金額が低い可能性が高いです。
そのため、車買取の値段交渉をするときは、基本的に提示された査定金額の10%増加を目指すようにしましょう。
車買取の値段交渉を成功させるための下準備

車買取の値段交渉の成功率を高めるためにも、下準備をしておきましょう。交渉前にしておきたい下準備は、主に以下の5つです。
- 車の買取相場を調べる
- 交渉材料をリストでまとめる
- 交渉に有効なトーク術を練習する
- 買取業者の営業トーク術を覚える
- 車をきれいにしておく
車の買取相場を調べる
車を査定する前に、マイカーの買取相場を調べておきましょう。
買取相場を知っていれば、査定時に提示してきた見積もり金額が適正かどうか判断しやすいです。
また、買取相場は交渉材料としても使えます。
車の買取相場はネット上で簡単に調べられ、メーカーや車種、走行距離などを入力するだけですぐに把握できます。
利用するサイトによっては、買取相場の動きや今後の予想まで教えてくれます。
まずは一度、マイカーの買取相場がどのくらいなのか知るところから始めましょう。
弊社マーケットエンタープライズが運営している車買取専門サービス「車高く売れるドットコム」では、1分程度で簡単にできる無料査定を実施しているので、こちらもあわせて活用してみてくださいね。

交渉材料をリストでまとめる
車買取の交渉前の下準備として、交渉材料をリストでまとめることも大切です。
マイカーの魅力や評価ポイントなどをリストアップしておけば、伝え忘れの防止につながり、査定金額を高めやすくなります。
交渉材料として有力なものを具体的にまとめると、以下のとおりです。
- 売却予定の車の人気が高い
- 純正オプションや人気パーツがついている
- 定期的なメンテナンスを実施して傷や凹みが少ない
- 走行距離が少ない
中でも、純正オプションや人気パーツがついている場合は評価がよく、査定金額が上がりやすいです。
安全装備やヘッドライトなど、後付けできないものは希少価値が高いので、必ずアピールしましょう。
また、走行距離が5万km程度と節目を超えていない車も人気で、交渉材料として使えます。
査定時にアピールポイントを伝えられないのはもったいないので、交渉材料は事前にリストアップしておくことをおすすめします。
交渉に有効なトーク術を練習する
交渉に有効なトーク術を練習しておくことも、査定前にしておきましょう。
車買取の値段交渉において様々なテクニックやトーク術を知ったとしても、実際に使って効果を発揮しなければ意味がありません。
査定前に練習しておけば、「いつ、どんな場面で使うのか」「どんな言い回しがあるのか」といった部分を刷り込めるので、本番で自然な値段交渉ができるようになり、査定金額アップにつながる可能性が高まります。
軽くイメージトレーニングをするだけでも、値段交渉の成功率は大きく変わります。
アウトプットを実施して、交渉に有効なテクニックやトーク術を覚えましょう。
買取業者の営業トーク術を覚える
値段交渉のテクニック練習と並行して、買取業者の営業トークも覚えましょう。
中古車買取店のスタッフは、少しでも利益を高くできるよう、車を安く買い取るための営業トークを使ってきます。
営業トークを覚えてしまえば、冷静に対処して値段交渉に持ち込めます。
買取業者がよく利用する営業トーク術やテクニックは、以下のとおりです。
- 「今決めてくれたら〇〇円で買い取らせていただきます」
- 「査定金額は〇〇円ですが、せっかくなので少し色を付けました」
- 「他社と比較しても自社の査定金額が1番高いです」
特に、査定金額を競り上げたような言い方をして、決断を急がせるような営業トーク術を使う買取業者が多いです。
実際は買取相場より低いこともあり、そのまま即決すると損してしまいます。
買取業者のテクニックに惑わされないよう、営業トークもしっかり把握しておきましょう。
車をきれいにしておく
買取業者に査定してもらう前に、車内や外装を清掃しておくことも重要です。
特に重要なのが車内の清掃で、タバコやペットなどの異臭は必ず除去しておきましょう。
JAAI(日本自動車査定協会)のハンドブックにて、異臭の減点数は40点とかなり高いので、残ったままだと査定金額に響きます。
また、車内の食べかすや泥も異臭の原因となっている可能性があります。掃除機をかけたりマットを洗ったりしつつ、汚れもとりましょう。
外装の清掃についてですが、実は直接的な査定金額アップにつながる可能性は低いです。
ただ、手入れが行き届いていれば買取業者に好印象を与えられて、結果的に高く買い取ってくれるケースがあります。
洗車したあとにワックスをかけて、車のボディをピカピカに磨いておきましょう。
簡単に車を清掃するだけでも査定金額が高くなることは十分あるので、査定前にきれいにしておくことをおすすめします。
細かい傷や凹みはそのまま放置でOK
車体についている細かい傷や凹みは、そのまま放置で査定に出すことをおすすめします。
細かい傷や凹みは査定金額にそこまで大きな影響を与えず、むしろ修復費用の方が基本的に高くつきやすいです。
タッチペンやコーキングを使って自己修復すれば、逆に査定金額が低くなる可能性があります。
車の外装はあくまでも印象をよくするための手段なので、細かい傷や凹みは無理に修復する必要はありません。
費用削減にもつながるので、そのまま査定に出しましょう。
車を高く売る交渉術

車を高く売るための交渉術は様々ですが、中でも効果的なのは以下の6つです。
・車の売却猶予期間を伝える
・希望買取金額をなるべく相手から発言させる
・希望買取金額を伝える際は買取相場以上にする
・他の買取業者も査定依頼していることを伝える
・即決も視野に入れていることを伝える
・無理のない小さなお願いをする
どの買取業者でも使える交渉術なので、全て実践して車の査定金額を高めましょう。
車の売却猶予期間を伝える
車の買取交渉で最初に使えるテクニックが、売却猶予期間を伝える方法です。
一般的に、車は新しいものであるほど、価値が高くなる傾向にあります。
そのため、買取業者に数か月後の売却したときの金額を教えてもらうと、見積もり価格が低くなりやすいです。
そのあと、すかさず今すぐ売ったらいくらになるのか確認しましょう。
提示された2つの査定額を比較できるほか、買取金額が高くなった場合は交渉材料として使えます。
車の価値が下がる前に少しでも早く買い取って市場に売り出したいと考える、買取業者の心理を利用した交渉術です。
希望買取金額をなるべく相手から発言させる
査定時に希望買取金額の話となったときは、なるべく相手から発言させるようにしましょう。
もし自分から希望買取金額を伝えてしまうと、そのラインが頭打ちとなり、その後の値段交渉の効果が薄まります。
たとえば希望買取金額が50万だった場合、業者が60万円で売ろうと思っていたとしても、そのまま50万円で契約が成立してしまい、かなりもったいないです。
希望買取金額を相手から発言させることで、最高値がない状態で交渉を進められます。
また、買取相場を把握していれば、提示された希望買取金額を交渉材料にできます。
車の希望買取金額を聞かれたら、うまく誤魔化しましょう。
「なるべく高く売りたいですが、ちなみに3か月後だといくらになりますか?」といった感じで、自然に別の話題へ移行させつつ、相手から発言させるのがおすすめです。
希望買取金額を伝える際は買取相場以上にする
どうしても会話の流れから希望買取金額を伝えなければならない場合は、買取相場以上を提示しましょう。
買取相場以上であれば、査定金額が頭打ちとなることを防げます。
また、業者に買取相場を把握していることを伝えれるので、その後の値段交渉につなげられます。
ただし、買取相場からかけ離れた金額を提示すると、詳しく知らない人という印象を持たれてしまい、かえって逆効果です。
買取相場より10~20万円程度上げた、少し高めの金額を伝えるのがベストでしょう。
他の買取業者も査定依頼していることを伝える
車を高く売る交渉術として、他の買取業者も査定依頼していることを伝えるのも効果的です。
他の買取業者も査定依頼していることを伝えると、競争心を煽れて、買取金額を高く提示してくれる可能性があります。
注意点としては、他社の買取金額を具体的に言わないことです。
具体的な金額を提示すれば、その金額から少しだけしか上がらず、本来できたはずの交渉がうまくいきません。
また、査定時に他の買取業者に依頼しているのか聞かれた場合は、仮に査定依頼が1社だけでも、複数査定してもらっていると伝えましょう。
正直に答えると、自由に査定金額をつけられるので、むしろ低くなりやすいです。
買取業者の複数利用をさりげなく伝えて、競争心を煽りましょう。
以下の記事では、車買取におすすめの業者を紹介しています。
複数業者への査定依頼でおすすめの買取業者を紹介しているので、ぜひご一読ください。
車を売る際におすすめの買取業者を比較し、それぞれのメリットや特徴を紹介しています。高額査定を狙うためのポイントや、業者選びで失敗しないためのアドバイスも詳しく解説。車の売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
即決も視野に入れていることを伝える
即決を視野に入れていることを伝える交渉術も、査定金額を上げる手段としておすすめです。
「もし〇〇円までに引き上げてくれたら即決できる」といった感じで、具体的な数字を買取業者に提示します。
即決をちらつかせることで相手を誘惑でき、高い査定金額で合意してくれやすくなります。
ただし、使うタイミングを間違えると、かえって査定金額の上限を決めてしまい、交渉をうまく進められません。
膠着状態に陥ったときや、他の買取業者に依頼するのが面倒になった場合などに使える交渉術です。
無理のない小さなお願いをする
車を高く売る交渉術で最後に使えるのが、無理のない小さなお願いをする手法です。
「イーブン・ア・ペニー・テクニック」という交渉術で、ハードルの低いお願いをすることで承諾してもらいやすくします。
また、場合によっては予想以上の効果を発揮するケースも珍しくありません。
たとえば査定金額が30万2,136円だった場合、「端数だけでも頑張ってほしい」と伝えると、買取金額が高くなる可能性があります。
お願いをするときのポイントは、少額かつ現実的な値上げ交渉であることです。
ここで欲張って大きな値上げ交渉をしても、失敗するリスクが高まります。
最後にもう一押ししたい場合に有効な交渉術なので、あらかた査定金額が固まったときに活用してみてくださいね。
車買取の値段交渉を成功させるコツ
先ほど説明した車買取の交渉術の成功率を高めるためにも、以下5つのポイントを押さえましょう。
・何度も値段交渉を重ねる
・交渉材料は惜しみなく伝える
・営業マンの揺さぶりに惑わされない
・印象をよくする
・本気度を伝える
何度も値段交渉を重ねる
車買取の値段交渉を成功させるには、回数を重ねることが重要です。
何度も交渉することで、買取業者に車を本気で売りたいという気持ちを伝えられ、根負けして査定金額を上げてくれるかもしれません。
また、値段交渉をしても営業マンにうまく躱されていることが多いです。
値段交渉を重ねれば、営業マンに刺さって買取金額が高くなる可能性があります。
さらに、買取業者側は持ち帰って相場や見積もりを比較する時間ができますし、こちら側も営業マンのトーク術に慣れてきて、冷静な交渉をおこなえます。
いずれにせよ、車買取の値段交渉を1回だけで済ますのはもったいないです。
何度も交渉を重ねて、買取金額アップにつなげましょう。
ただし、しつこすぎる値段交渉はトラブルに発展するので、やりすぎには注意です。
2~3回ほど交渉をおこない、様子見してみましょう。
交渉材料は惜しみなく伝える
車のアピールポイントは、出し惜しみせずどんどん伝えましょう。
せっかくの交渉材料も、伝えなければ査定金額に反映されない可能性があり、意味がありません。
プラス要素をしっかり伝えてすぐに売れる車だと判断してもらえれば、買取金額が高くなりやすいです。
逆に交渉材料を伝える姿勢がない場合は、買取業者から下に見られて査定金額を低めに提示されるかもしれません。
メーカーの純正オプションや人気パーツ、少ない走行距離など、交渉材料として使えるものは様々です。
伝え忘れのないようにリストでまとめつつ、交渉材料を惜しみなく伝えて買取金額アップにつなげましょう。
営業マンの揺さぶりに惑わされない
車買取の値段交渉の際、営業マンの揺さぶりに惑わされないことも重要なポイントです。
営業マンから「今決めてくれたら他社より高い金額で買い取る」「この買取金額は今日限り」といった揺さぶりをかけて、契約を即決させようとしてくることがあります。
また、今すぐ売らないと価値が落ちるなど、心理的な営業トークを仕掛けることも多いです。
このような揺さぶりに負けて即決すると、実際に他社や買取相場と査定金額を比較できず、相場以下の低い価格の買取となってしまうかもしれません。
営業マンの揺さぶりに惑わされないよう、冷静に物事を判断しつつ、こちらからも交渉を仕掛けましょう。
印象をよくする
印象をよくすることも、車買取の値段交渉を成功させるポイントの1つです。
車の査定金額アップに直接的な効果は出ないものの、営業マンによって良いお客様だと印象付けられれば、交渉時に影響されてプラスに評価してくれる可能性があります。
心理学では「ポジティブ・ハロー効果」と呼ばれており、マーケティングなどにも使われている手法です。
逆に汚れた服装で態度も高圧的だと印象を悪く持たれてしまい、「車の情報も嘘をついているかもしれない」と勘ぐって査定金額を下げられるケースも考えられます。
車買取の値段交渉は査定時だけでなく、会ったときからすでに始まっています。良い印象で値段交渉による効果を高められるよう、身だしなみを整えて親切な対応を心掛けましょう。
本気度を伝える
車の買取金額をできるだけ高めるためには、本気度を伝えるようにしましょう。
売る意志があることを営業マンに本気で伝えると、査定金額の対応が変わるかもしれません。
他社に取られないよう、高額な買取金額を提示してくれる可能性もあります。
ただし、「売りたいから高くしてほしい」といった要望だけでは、本気で伝えても効果が見込めません。
売りたい理由を具体的に話しながら交渉し、うまく刺されば相手から査定金額を上げてくれるでしょう。
車買取の値段交渉でしてはいけないNG行為

車買取の値段交渉をおこなうときは、以下5つの行動を控えましょう。交渉に失敗しやすくなるほか、損する可能性も出てきます。
- 値段交渉を強引におこなう
- 車に関する情報を偽る
- 他社の買取金額を伝える
- 余計な情報を伝える
- その場で即決する
値段交渉を強引におこなう
値段交渉の際は、車のアピールポイントをしっかり伝えることが大切ですが、強引にやりすぎると逆効果となります。
強引に値段交渉をすれば、営業マンが不信感を抱き、買取金額を高くしようとする良心がなくなります。
せっかく査定金額が高くできる部分があっても、高圧的な交渉で白紙になるかもしれません。
あまりにも失礼な態度だと、場合によっては買取拒否やブラックリスト登録などのトラブルに発展する可能性があります。
値段交渉は強引におこなわず、営業マンの気持ちも尊重しながら進めるとうまく進みやすいですよ。
車に関する情報を偽る
できるだけ高く売ろうと、車に関する情報を偽るのは控えましょう。
車の状態を聞かれたときに嘘をつけば、買取業者との信頼関係がなくなり、査定金額を低く見積もられます。
特に、修復歴や冠水歴などを偽るのは絶対に避けるべきです。万が一バレた場合、契約後日に修理代だけでなく、損害賠償も請求される恐れがあります。
買取業者にどれだけ嘘をついても、基本的にバレます。トラブルに発展しかねない行為なので、車に関する情報は正直に話しましょう。
他社の買取金額を伝える
他社の買取金額を伝えることも、交渉するうえではおすすめしません。
なぜなら、本来なら他社の買取金額より高い査定結果を提示できた可能性があるからです。
たとえば50万円で買い取ろうと思っていたときに、他社の買取金額が30万円だと伝えた場合、1~2万円のプラスで契約しようと進めてきます。
50万円の価値があるはずの車が32万円で売るとなると、かなり損していますよね。
このような状況を避けるためにも、他社の買取金額は言わないようにしましょう。
ただし、どれだけ交渉を重ねても他社より低い見積もりを提示されているなら、買取金額を交渉材料にするのは効果的です。
余計な情報を伝える
車の買取査定をおこなっているときに、余計な情報を言わないよう注意しましょう。
会話や交渉をしている中で、余計なことを滑らせて査定が低くなる恐れがあります。
具体的には、「営業マンが気付いていない細かい傷や凹みを自ら指摘してしまう」などですね。
自分が不利になるような情報は、こちらから伝える必要はありません。
基本的に口を開くのは交渉だけにして、あとは聞かれたことだけ答えるスタンスをとりましょう。
その場で即決する
自分が希望する買取金額を提示してもらえたら、すぐ即決したくなる気持ちになるでしょう。
ただ、「他にも査定依頼している買取業者がある」「もう一回交渉したい」といった場合は、その場で即決せず、全ての査定を受けましょう。
他社の査定や複数回の交渉により、現状の買取金額より高くなる可能性は十分あります。
一度保留して、他社の査定金額と比較・検討した方が、より高く売りやすいです。
たとえ希望買取金額を提示されても、その場で即決しないよう心掛けましょう。
【交渉なし】車の買取金額を高くする裏ワザ
交渉が苦手な場合は、以下の裏ワザを使って車の買取金額を高くしましょう。
- 高くなる時期に車を売る
- 車を同時査定する
高くなる時期に車を売る
車を少しでも高く売りたい場合は、査定額が上がりやすい時期を狙いましょう。
査定額が一番高くなりやすい時期は、1~3月です。
就職や転勤、引っ越しなど、新生活のスタート直前で車の需要が高くなるので、買取業者が在庫を確保しようと査定金額を上げる傾向にあります。
他にも、7~9月もおすすめです。
転勤や引っ越しが増える時期なので、1~3月ほどではないものの、買取業者同士の競り合いが発生して査定金額に影響を与えます。
逆に、4月や年末は車の需要が低くなって買取金額が下がりやすく、自動車税の支払いなどで損をする可能性もあるので、避けた方がいいです。
車を同時査定する
車の買取金額を高くする裏ワザとして、同時査定も挙げられます。
同時査定とは、複数の買取業者に同じ日時に査定してもらうことです。
複数の買取業者がその場で査定をおこなうので、オークションのように競り合いが発生し、査定金額アップに期待できます。
また、査定にかかる時間の短縮にもつながる点も魅力的です。
ただし、当日までの買取業者とのやり取りが忙しくなるほか、高い交渉力も求められます。
同時査定の数は、手間や競り合いなどを踏まえると、2~3社程度がおすすめです。
一括査定サイトを使えば手軽に同時査定しやすいので、ぜひ活用してみてくださいね。
車買取の値段交渉に関するよくある質問
ここでは、車買取の値段交渉に関するよくある質問をまとめています。
車買取の交渉時に値段をふっかけるのはあり?
車買取の交渉時に値段をふっかける行為をおこなっても、特に問題ありません。
ただ、買取相場からかけ離れた価格を提示してしまうと、相手にされなくなり、その後の値段交渉に悪影響を及ぼします。場合によっては、トラブルに発展しかねません。
査定金額をふっかけるのは交渉術の1つですが、やりすぎには注意しましょう。
車買取の値段交渉をすれば査定金額は絶対高くなる?
車買取をするときに値段交渉をすれば査定金額が高くなるケースは多いものの、絶対とは言い切れません。
たとえば、グレードや人気が低く、走行距離も10万km以上の大台を突破している車は、中古車として売れない可能性が高いです。
そのため、値段交渉しても査定金額を上げられない場合があります。
また、威圧的に構えたり態度が悪かったりしても、交渉は失敗しやすいです。
値段交渉をしても査定金額が変わらないケースはあるので、「査定金額を上げてくれない買取業者は悪質」といった考えを持たないようにしましょう。
車買取の値段交渉はメールでもできる?
車買取の値段交渉は、メールでもおこなえます。
査定前に交渉材料をしっかり伝えることで、買取金額が高くなる可能性があります。
また、さりげなく車買取に関する知識があることを匂わせて、査定金額の底上げをおこなうのも1つの手です。
とはいえ、自身の態度や本気度といった感情論で買取金額を高くしてくれるケースが多いので、なるべく直接交渉した方が効果的だと言えますね。
車買取の値段交渉で査定金額が下がることはある?
車買取の値段交渉で提示された査定金額は、基本的に下がることはありません。
高圧的な態度で交渉したり、余計な情報を伝えたりしても、提示金額のまま買取を成立できます。
ただし、「新しい故障個所が発覚した」「隠していた冠水歴や修復歴が見つかった」といったケースであれば、せっかく交渉で上げた買取金額が契約後でも減額されます。
悪質な場合は、瑕疵担保責任が問われて修理費用の負担を求められます。
損害賠償を請求される恐れもあるので、冠水歴や修復歴を隠す行為は絶対に避けましょう。
値段交渉で下取り相場より高くなった場合は即決した方がいい?
下取り相場は、一般的に買取相場よりも低く査定されているケースが多いです。
そのため、値段交渉で下取り相場より高くなった場合でも即決せず、きちんと買取相場で比較しましょう。
まとめ|車買取の値段交渉で少しでも高く売ろう
今回は、車を高く売れる買取交渉術や成功させるコツ、やってはいけないNG行為などについて解説しました。
買取業者は最初の見積もりを低めに提示してくるのが一般的なので、車を高く売りたい場合は値段交渉をするべきです。
車の売却猶予期間を伝えたり、買取相場以上の希望価格をふっかけたりなど、様々な交渉術があります。
1回だけでなく、何度でも交渉すれば、買取金額を上げられる可能性が高まります。
ただし、しつこく強引な交渉はおすすめしません。
なるべく高く買い取ってもらおうと、冠水歴や修復歴を偽ることも控えましょう。
健全な交渉をおこなって、気持ちよく車の買取金額をアップさせましょう。