20年落ちの古い車でも買取できる？旧車を高く売るコツやおすすめ買取業者を解説

10年落ちや20年落ちで価格がつかない古い車でも、実は0円以上で売る方法があります。

本記事では、古い車の買取方法やおすすめ買取業者、旧車を高く売るコツなどを解説していきます。

少しでも高く古い車を売りたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※相場価格は2024年12月時点での情報です。価格は変動する可能性があるため、最新情報は各サービスサイトでご確認ください。

古い車でも買取できる

どれだけ古い車でも、買い取ってくれる業者が多々あります。

もちろん、買取金額は年式が古いほど低くなる傾向にありますが、売ってしまった方が廃車手数料を支払うよりもお得です。

ただ、売り先によって古い車の買取金額に大きな差が出ます。同じ古い車でも、年式や車種に合った買取場所を選びましょう。

古い車のおすすめ買取方法

愛車に当てはまる項目から、ぴったりの買取方法を確認してみてくださいね。

ここでは、古い車の年式や車種に合ったおすすめの買取方法を紹介していきます。

新車～10年落ち以内の場合

10年落ち以内の車は、中古車買取業者で売るのがおすすめです。

新車はもちろん、10年落ち程度でも、中古車買取業者であれば査定金額をつけてもらいやすい傾向にあります。車種によっては、高値で買い取ってくれるかもしれません。

ただし、年式が10年以内であっても、エンジン起動時の不具合が多い場合は買取金額がつかない可能性があります。

何はともあれ、年式が10年以内の車は、一度中古車買取業者に査定してもらいましょう。

古い車を売るなら「車高く売れるドットコム」にお任せ

年式が10年落ち以内の古い車を売りたい場合は、弊社マーケットエンタープライズが運営する車高く売れるドットコムを検討してみてはいかがでしょうか。

古い車でも、グレードやオプション、走行距離など様々な観点から査定して、公正な見積もり金額を提示します。また、運営体制によって人件費や中間手数料を削減しているので、古い車の高額買取に自信があります。

買取査定は全国対応で、出張査定からネット査定まで無料で行っています。最短即日で対応できるので、まずは一度気軽に査定してみてください。

10～20年落ちの場合

10～20年落ちの古い車であれば、廃車買取業者で売るのがおすすめです。

年式が10年以上になると価値が一気に落ちて、中古車買取業者に査定してもらっても金額がつかないケースが増えてきます。特に、自動車税が増税される年式13年目は価値が大きく低下しやすいです。

その点、廃車買取業者は車としての価値がなくても、各パーツや部品、鉄といった資源として買い取ってくれます。また、10～20年落ちの古い車でも、状態がよければ海外への輸出目的で買い取ってくれるケースもあるでしょう。

10年以上の古い車で買取査定がつかなかった場合は、廃車買取業者で売却してみてくださいね。

10～20年落ちの古い車は「カーネクスト」で売るのがおすすめ

10～20年落ちの古い車が売れる廃車買取業者は、カーネクストがおすすめです。

カーネクストは、古い年式で多走行の車や事故車など、どんな車でも原則0円以上で買い取ってくれます。

査定は無料で、全国対応(一部離島を除く)です。年式が古い車の廃車を検討しているなら、その前にカーネクストで査定してみてはいかがでしょうか。

古すぎて車が動かない場合

古すぎて車が動かないときは、一度廃車買取業者に査定してもらうのがおすすめです。

たとえ車としての機能を果たしていない場合でも、廃車買取業者は部品や資材として買い取ってくれる可能性があります。人気車であれば、査定金額がつくケースが多いです。

廃車手続きをするより売却した方がお得なので、動かない車でも廃車買取業者の査定を受けてみてください。

動かない車を売る廃車買取業者の選び方

動かない車を廃車買取業者に売るときは、万が一価値がつかないときの廃車手続きを引き受けてくれる業者を選びましょう。

廃車の引取やレッカーの用意などを代行してくれる買取業者なら、仮に査定金額がつかなかったとしても、そのまま廃車手続きへスムーズに移行できるからです。

カーネクストでは、廃車の引取やレッカー費用、手続き代行を無料で実施しています。少ない手間で廃車を処分できるので、動かない車を売るならカーネクストをぜひ検討してみてくださいね。

▼以下の記事では廃車買取におすすめの業者を多数紹介しています。

廃車買取業者の選び方や、廃車を少しでも高く売るコツも解説しているので、ぜひご一読ください。

クラシックカーの場合

トヨタのスプリンタートレノやマツダのコスモスポーツといった、20～30年経っても数百万円以上の高値で取引されることが多い車は、旧車専門買取業者で売るのがおすすめです。

俗に言う「クラシックカー」や「ヴィンテージカー」と呼ばれる車は査定方法が難しく、知識がない買取業者に依頼すると正しく評価されない恐れがあります。

その点、旧車専門買取業者は往年の名車を数多く査定してきた実績があるので、一般的な業者と比べて知識が豊富です。レアなクラシックカーでも、公正に査定してくれるでしょう。

古い車の買取業者おすすめ5選

古い車を買取業者で売るなら、以下の5社がおすすめです。

車高く売れるドットコム

車高く売れるドットコムは、弊社株式会社マーケットエンタープライズが運営しており、グレードやオプションなど、様々な要素から専門の査定士が古い車を公正に査定します。

無店舗化とネットを使った独自販路によって、人件費や中間手数料などを削減しています。その削減分を査定額に反映できるので、古い車でも高価買取しやすくなっています。

査定は最短即日の全国対応で、出張査定から簡単なネット査定まで無料でご利用いただけます。査定金額を確認したうえで売るか判断できるので、まずはお気軽に旧車の査定をお試しください。

カーネクスト

カーネクストは、廃車に強い買取業者です。

どんな車でも原則0円以上で買い取ることを明記しており、古い車はもちろん、動かない車や事故車でも価値をつけてくれます。

万が一買取金額がつかなかった場合でも、無料で廃車手続きを代行してくれます。レッカー代や引取料金も無料で、簡単に廃車にできるところも魅力的です。

古すぎて動かない車や廃車を検討していた事故車を売りたい場合は、カーネクストの利用をおすすめします。出張査定やネット査定を無料で行っているので、一度気軽に相談してみてくださいね。

オートバックスカーズ

オートバックスカーズはオリコン顧客満足度ランキングの「担当者の接客力」で6年連続1位を獲得※している買取業者で、接客対応の高さが魅力的です。

査定は特許取得の査定システム「査定Dr.」を採用しており、対応スタッフのスキルに左右されることなく、公正に買取金額を提示してくれます。

また、提示された査定価格は5日間保証してくれるので、他社の査定金額とじっくり比較・検討したうえで売却するか判断できます。

無料査定は、実店舗と出張査定から自由に選べます。

高い接客力で気持ちよく古い車を売りたい場合は、ぜひオートバックスカーズを検討してみてはいかがでしょうか。

※2024年 オリコン顧客満足度(R)調査 車買取会社 担当者の接客力 第1位

廃車ツヨシ

廃車ツヨシは、古い車や廃車を専門とする買取業者です。どんな車でも0円以上で買取を保証しており、無店舗化によるコストカットで古い車でも高額買取できるよう努めています。

また、売却した車の引き取りを全国どこでも無料で代行してくれます。手数料やレッカー代、代行費用から書類作成まで、車売却に関する内容は全てお金がかかりません。

どの買取業者でも価値がつかないような古い車は、廃車ツヨシで売却することをおすすめします。

旧車王

旧車王は、古い車やクラシックカーを専門としている買取業者です。他社だと査定に対応できない希少な車でも、旧車王なら知識豊富な専門スタッフが査定してくれます。

また、パーツ調達や修理を自ら行うことで、買取後に修理・修復を行い、車の価値を上げて再販できるため、その分を買取銀額に還元してくれます。

さらに、事故歴などが買取後に発覚し、減額になる「二重査定」を行っていない点も安心して利用できるポイントです。

10年以上経過しているクラシックカーの売却を検討するなら、旧車王の利用を検討するといいでしょう。

▼以下の記事では車買取におすすめの業者を徹底比較しています。

各社の特徴や査定方法の比較だけでなく、口コミや買取実績も紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

【年式別】古い車の買取相場

古い車の買取相場をまとめると、以下のとおりです。

年式	買取相場
10年落ち	～20万円前後
13年落ち	～10万円前後
15年落ち	～5万円前後
20年落ち	～1万円前後

上記の買取相場は、あくまでも参考値です。グレードや走行距離、状態によって、古い車の買取価格は異なります。

希少価値の高いクラシックカーであれば、買取相場を超えて高値で売却できるでしょう。

今乗っている古い車が実際いくらなのか知るには、買取業者に査定してもらうのが一番手っ取り早いです。

多くの車買取業者が無料のネット査定を提供しているので、買取価格を知りたい場合は利用してみてくださいね。

古い車を売るときの注意点

古い車を売るときは、以下2つに注意しておきましょう。

買取金額には期待できない

クラシックカーを除いて、一般的に古い車は買取金額に期待できません。

10年落ちでも20万円前後で、13年落ち以上になると自動車税が増税されるので、買取金額はさらに下がりやすくなります。

古い車を売却する場合は、「売れたらラッキー」程度に考えておきましょう。

買取できずに廃車となる可能性もある

古い車は買取業者に持っていけば必ず売れるわけではなく、もちろん買取できずに廃車となる可能性もあります。車に価値がない場合は、廃車手続きをして処分しなければなりません。

とはいえ、車の買取価格は業者によって異なるので、別の買取業者に査定してもらうと価値をつけてくれるケースもあるでしょう。

車が動かないほど古い車を売るときは、複数の買取業者に査定してもらうか、廃車手続きを代行してくれる業者に依頼するかしましょう。

古い車を高く売るコツ

古い車の買取金額にはあまり期待できませんが、以下5つのポイントを押さえておけば、高く売れる可能性が上がります。

どれも簡単なことばかりなので、古い車をできるだけ高く売却できるよう、チェックしてみてくださいね。

中古車需要が高まる直前に売る

古い車を高く売るには、売却時期を意識することが大切です。

中古車需要が高まる直前は、多くの買取業者が在庫確保に動いています。そのため、古い車でも通常より高く売れる可能性があります。

古い車を売るおすすめの時期は、1～3月です。4月は新生活をスタートさせる人が多いことから中古車需要が最も高い時期と言われており、直前の1～3月であれば古い車の買取金額アップに期待できます。

逆に、中古車需要が低くなりやすい年末は、旧車の買取金額が下がるかもしれないので、なるべく避けるよう注意しましょう。

車を清掃する

車を高く売るポイントとして、事前の清掃も挙げられます。

特に重要なのが、車内の消臭です。JAAI（日本自動車査定協会）のハンドブックにて、異臭はかなりの減点対象となっているので、放置したまま査定に出すと買取金額が大きく下がってしまいます。

また、外装の汚れも同時に落としておきましょう。外装の汚れ自体は査定に直接影響は出ないものの、買取査定は印象でも上下するので、きれいに清掃しておけば買取金額アップにつながるかもしれません。

古い車をできるだけ高く売るために、車の清掃を徹底しておきましょう。

小さな傷や凹みは放置した方がお得

清掃時に見つけた傷や凹みは、修繕すると査定金額アップにつながります。ただ、小さい場合はそのまま放置した方がお得になるケースが多いです。

もちろん直せば査定金額は上がりますが、傷や凹みが小さいときは修繕費の方が高くつきやすく、総合的に見ると損しやすいです。また、自己修復するとかえって傷や凹みが目立ち、買取金額が下がるかもしれません。

そのため、車の小さな傷や凹みは直さず、そのまま放置して査定に出した方がお得だと言えるでしょう。

メンテナンスノートを用意する

車を高く売るなら、メンテナンスノートも用意しておきましょう。

定期的な検査や修理をおこなっている車は、プラス査定になる傾向が強いです。メンテナンスノートは検査や修理をおこなったことを証明できる書類なので、査定時に提出すれば買取金額が高くなる可能性があります。

また、メーター改ざんといった不正行為を疑われる心配もなくなります。メンテナンスノートは助手席側にあるグローブボックスに基本保管されているので、一度探してみてください。

複数の買取業者に査定してもらう

少しでも高く古い車を売りたい場合は、買取業者の複数査定がおすすめです。

車の査定方法はある程度決まっているものの、最終的な見積もり金額は買取業者によって異なります。そのため、複数の買取業者に査定してもらえば、より高く提示してくれた店舗で古い車を売れます。

また、買取業者の複数査定をおこなうなら、同時査定もしてもらいましょう。業者同士の競り合いが発生して、旧車の査定金額を吊り上げられるかもしれないからです。

買取業者との連絡や手間が増える点がデメリットですが、古い車をなるべく高く売りたいなら、複数査定してみてくださいね。

複数の買取業者に査定してもらいたいときは、一度の申請で数社に査定依頼できる車一括査定サイトが便利です。

▼以下の記事ではおすすめの車一括査定サービスを多数 紹介しています。

一括査定のメリット・デメリットなども解説しているので。ぜひご覧ください。

価格交渉をおこなう

査定時に営業マンへ価格交渉をおこなうことも、古い車を高く売るポイントの1つです。

買取業者は少しでも利益を上げようと、最初はやや低めに見積もり金額を提示する傾向にあります。そのため、初期の見積もり金額で即決すると、本来より安い金額で旧車を手放すこととなり、非常にもったいないです。

見積もりを提示したときに価格交渉をすれば、最初の買取金額から上げてくれる可能性があります。営業マンは交渉に慣れているので、買取相場から逸脱したり強引に取引したりしなければ、意外と成功する確率は高めです。

契約を即決させるための揺さぶりに惑わされず、買取相場と比較するなどして、価格交渉をおこなってみてくださいね。

▼以下の記事では車買取で有効な交渉術を解説しています。

交渉を成功させるための下準備や交渉術なども解説しているので、ぜひご一読ください。

古い車の買取に関するよくある質問

ここでは、古い車の買取に関するよくある質問をまとめています。

車は何年目に売るのが得？

車を売るタイミングは人それぞれですが、お得に売却したい場合は一般的に7年目がおすすめとされています。

7年目は車の価値が大きく下がる直前で、1年ズレると買取価格に大きな差が生まれます。また、3回目の車検前なので、点検前に売却すれば維持費削減にもつながります。

ほかにも、できるだけ高く売りたいなら3年目、高く売りつつ一定の利用期間も欲しい場合は5年目もおすすめです。13年目以上は自動車税が増税されるので、最低でも13年落ち以内には売却しておくといいでしょう。

古い車を売ると税金は戻ってくる？

古い車を売った場合、翌月以降の納税義務がなくなるので、自動車税が一部還付されます。

たとえば6月に車を売った場合、還付される自動車税は7月～翌年3月までの9か月分です。

ただし、軽自動車の場合還付制度がないので、売却しても納めた税金は戻ってきません。また、自動車重量税は車を売っても還付されない点に注意しましょう。

ボロボロの車でも買取できる？

状態がボロボロの車でも、買取できる可能性は十分あります。

車はエンジンやミラーなどの部品を別販売したり、本体を資源として活用したりと、様々な使い方ができます。そのため、どれだけボロボロでも買い取ってくれるケースは意外に多いです。

廃車買取に強い業者であれば、もし価値がつかなかったとしても、そのまま廃車手続きを代行してくれます。

まとめ

今回は、古い車の買取方法やおすすめ買取業者、旧車を高く売るコツなどについて解説しました。

20年落ちの古い車はもちろん、動かないような旧車でも買取できる可能性は十分あります。10年落ち以内であれば中古車買取業者、11年落ち以上や動かない旧車は廃車買取業者で売るのがおすすめです。

どんな車でも、買取でお金に変えられる可能性を秘めています。廃車を検討している場合でも、一度買取業者へ査定に出してみてはいかがでしょうか。